2025/10/23 17:34

結納・両家顔合わせは、ふたりを中心にご縁が結ばれる大切な節目です。
男性側がご用意される結納品に合わせて、女性側も「結納返し」を考えていきます。
関東には「半返し」という慣習があり、女性側は贈られた結納金の半額を目安にして男性側に贈りますが、最近のお返しの形は様々です。


🟥正統派

結納金(御袴料)の有無にかかわらず、男性側と同ランクかやや控えめの結納品を整えるのが基本とされています。 たとえば、男性側が目録付きの九品目を用意された場合、女性側も同じく目録付きの九品目もしくは七品を用意すると、格式がそろいます。 結納金のお返しをしない場合も、結納品そのものは省略しません。 お金の包み(御袴料)は中身を空にせず、御縁に掛けて五円玉を入れ中袋には「御縁」と書くのが丁寧です。
⚠️関東式では緑の紙を使用した結納返し用の結納品はありません。女性側も赤い紙の結納飾りをご用意ください。毛せん(敷物)も赤色のみです。
🟪略式派
✅男性側が目録なしの三点セット等で用意される場合、女性側も同様に三点セットを選ぶとよいでしょう。
✅婚約記念品を交換する場合も男性側と同様のセットをご用意しましょう
✅男性側が一点のみの場合は女性側も結納返しだけ、または記念品だけの形にするとバランスが取れます。

🟩受書について
女性側は受書のご用意をする場合もあります。地域の習慣やご両家の考え方により必要な場合もあります。また女性側が結納返しの代わりとしてご用意することもありますが受書はお祝いの品ではなく”結納品を確かに受け取りました”という受領書のような意味になります。
⚠️正式には 男性側の結納品に対して女性側の受書、 女性側の結納返しに対して男性側の受書、と交換します。 両家が一同に集まって行うことが多くなってきましたので受書をお出しすることを省略することが増えています。
🌸佳き御縁に
結納返しは、単なる形式にとらわれるものではなく、お相手への思いやりとご縁を大切にする心を表すものです。ただ女性側は男性側のお品より華美になるのはバランスが悪くなります。女性側は様々なお返しの仕方がありますのでいろいろなご相談をお受けします。
ご両家の意向に沿ったご提案をさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください